Apache 1.3+Apache-SSL サーバ証明書インストール方法
1. はじめに
Apache-1.3とApache-SSL環境下での、SSLサーバ証明書(EV SSL証明書)インストール手順を以下に説明します。
大まかな手順は、以下のとおりです。
- 証明書のダウンロードとインストール準備
- 環境設定と動作確認
- 秘密鍵と証明書のバックアップ
ディレクトリ等は、セットアップされる環境に合わせて読み替えてください。
2. 証明書のダウンロードとインストール準備
管理アカウントからお客様のサーバ証明書と中間CA証明書をダウンロードします。
2.1 お客様のサーバ証明書のダウンロードと保存
管理アカウントからお客様のサーバ証明書をダウンロードし、名前をつけて保存します。
仮にファイル名は YOURSERVER.crt とします。
2.2 中間CA証明書のダウンロードと保存
SSLサーバ証明書(EV SSL証明書)を使用するには、中間CA証明書が必要になります。
管理アカウントから中間CA証明書をダウンロードします。
インストールすべき中間CA証明書は以下の通りです。
| 購入証明書 種別 | 中間CA証明書 |
|---|---|
| Enterprise SSL | UTNAddTrustServerCA.crt |
| Enterprise SSL for mobile | ※2010/07/11以前発行分 PUBCA.crt |
| ※2010/07/12以降発行分 PUBCAG1.crt |
|
| Enterprise EV SSL | 上記以外のサーバ用中間CA証明書 (EVSGC.ca-bundle) |
ダウンロードした中間CA証明書のファイル名を仮に YOURSERVER.ca-bundle へと変更します。
◆◆Enterprise SSL for mobileご利用のお客様 ご注意ください◆◆
※有効期間の開始日が2010年7月11日以前と以降で中間CA証明書が切り替わっております。有効期間の開始日により必要な中間CA証明書が異なりますのでご注意ください。
3. 環境設定と動作確認
環境設定ファイルを書き換え、必要なファイルをコピーし、動作確認を行います。
注:ファイルの内容を書き換える前に、バックアップを取っておくことをお勧めします。
3.1 httpsd.confの設定
httpsd.confの設定を書き換えるため、ディレクトリを移動します。
注:ここでは、httpsd.confの設定を書き換える例を示していますが、実際の環境に読み替えてください。
# cd /usr/local/apache/conf
# vi httpsd.conf
3.1.1 証明書ファイルの指定
上記で開いたファイルの以下の行を、秘密鍵(YOURSERVER.key)、お客様のサーバ証明書(YOURSERVER.crt)、中間CA証明書(YOURSERVER.ca-bundle)のインストール先にあわせて、以下のように書き換えます。
SSLCertificateFile /usr/local/apache/conf/ssl.crt/YOURSERVER.crt
SSLCertificateKeyFile /usr/local/apache/conf/ssl.key/YOURSERVER.key
SSLCACertificateFile /usr/local/apache/conf/ssl.crt/YOURSERVER.ca-bundle
3.1.2 SSL Virtual Hostの設定
SSL Virtual Host設定の次の行を、コモンネーム(FQDN)に合わせて書き換えます。 443は、ポート番号を示します。
以下の例ではコモンネーム(FQDN)はsecure.crosstrust.co.jpとなっております。実際の環境に読み替えて設定してください。
ServerName secure.crosstrust.co.jp
3.2 証明書ファイルのコピー
2 でダウンロードしたお客様のサーバ証明書(YOURSERVER.crt)と、中間CA証明書(YOURSERVER.ca-bundle)を、上記環境設定に示したディレクトリにコピーします。
3.3 の起動と、プロセス起動の確認
3.3.1 httpsd.confの起動
以下のコマンドで、Apacheを起動させます。
※お客様の環境によってはコマンドが異なる場合があります。
/usr/local/apache/bin/httpsdctl start
./httpsdctl start
Reading key for server secure.crosstrust.co.jp:443
Launching... /usr/local/apache/bin/gcache pid=6923
./httpsdctl start: httpsd started
最後の“httpsd started”が表示されれば、起動は成功しています。
3.3.2 プロセス起動の確認
以下のコマンドで、プロセスが起動していることを確認します。
# ps ax | grep httpsd
6924 ? S 0:00 /usr/local/apache/bin/httpsd
6926 ? S 0:00 /usr/local/apache/bin/httpsd
6927 ? S 0:00 /usr/local/apache/bin/httpsd
6928 ? S 0:00 /usr/local/apache/bin/httpsd
6929 ? S 0:00 /usr/local/apache/bin/httpsd
6930 ? S 0:00 /usr/local/apache/bin/httpsd
7008 pts/2 S 0:00 grep httpsd
3.4 動作確認
Webブラウザから、証明書を設定したURLへアクセスし、SSLが正しく動作していることを確認します。
4. 証明書と秘密鍵のバックアップ
万一のサーバトラブルによる再設定や、ハード更新時の再インストールに備えて、サーバ証明書と秘密鍵をバックアップしておきます。
バックアップするファイルは、お客様のサーバ証明書(YOURSERVER.crt)と、秘密鍵(YOURSERVER.key)です。
バックアップファイルは、書き換え不可能なメディアに書き込み、厳重に管理してください。
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